視力=度数では無いのは本当か?

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専門家は「視力=度数」じゃ無いよ!ってすぐ言えるんですけど、じゃあ、一般ユーザーにどうやって説明するの?となるとスムーズに出来ない人が多い。

だって、皆さん長年「視力表」を元に検査をして0.1とか0.3とか言われてきましたからね、0.1のメガネ作って、とか0.3のコンタクト作って、になります。

まあ、数回メガネ検査をしたりコンタクト検査をすれば、何となく視力と度数は違うのかなぁと分かってきますが・・・まあ忘れちゃいます。

コンタクトレンズをネット購入している人は注文時に度数データを入力しなければならないので比較的わかっているのかも。

せっかちな方には先に答えだけ書いちゃいます。

視力はある目標物に対しキチンと見えているのか見えていないのかを数値化したもの。

度数は見えるようにするために必要な、レンズパワーの事。

よって、視力=度数ではありません。

いや〜これかなりザックリですね〜怒られちゃいそうです(泣)

ここからは詳細を記載します。

まず視力とは?

簡単に言うと字そのままの意味、「視る力」のことで、要はどれだけ見えてるの?と言うことです。例えば裸眼時の視る力の事を裸眼視力、メガネやコンタクトで矯正した時の視る力の事を矯正視力。と言います。

(一般的には視力と言うと裸眼視力の事を指しますが、専門家は裸眼視力・矯正視力を区別して使います。例えば裸眼視力0.1、メガネを掛けた矯正視力は1.2とか)

それを計測するために視力表が用いられます。その視力表に対応している単位が0.1とか0.05とかの視力(単位)ですね。

因みに健康診断の時、裸眼の状態で視力検査をして0.1と判定されても、近視なのか遠視なのか乱視なのか(実は乱視の有無は視力表でもわかる)近視+乱視なのかは正確にはわからないんですよ。

ビックリですか?

是非、ビックリしてくださいw

だから、健康診断の結果だけでメガネやコンタクトレンズは作成できないんです。でも年に数人は「0.1のメガネください」って言う人が。これは無理ない事です。

ではメガネやコンタクトレンズを作成するには何が必要なんでしょうか?

そうです「度数」です。

度数はレンズのパワーの事です。パワーとは光を曲げる力のことです。そうです光を曲げて網膜に丁度良いように光を集めてはじめてピントが合って・・・みやすくなるんです。

これは正視の状態。光が角膜や水晶体によって曲げられて網膜に焦点を結んでいます。

これは光が網膜に到達する前に焦点を結んでいます。よって、網膜に到達する時にはピントが合っていません。だから見えにくいんです。

上の二つの図を比較すると何となくメガネやコンタクトレンズの役割がわかってきませんか?

そうです、目の前に光を曲げる力のあるレンズを持ってくることで網膜にピントを合わせる事が出来るんです。

レンズって凄いんですよ。あの透明なプラスチック素材にはそんな魔法のような機能があるんです。特に、コンタクトレンズって見た目はどれも同じ。度が強い人のコンタクトレンズも度がそんなに強くない人のレンズもそんなに変わりません。メガネだとレンズが厚くなったりして結構違いますけどね。

ミリ単位以下の精度でレンズを研磨して度数を出してるんです。凄くないですか?

と云う訳で、本日は「視力と度数」の関係についてのお話でした。

コン太郎

コンタクトレンズの全てを知るコンタクトレンズ マスター。一般ユーザーの為、メーカーや関係者への忖度無しで正直に答えます。