遠近コンタクト

メリット1 視線移動をしなくて良い

(一部下目使いが必要なタイプもあります)

これは非常に大きなメリットです、何故ならメガネだと下記のようなデメリットがあるからです。

  • 今まで手元を見る時に下目使いはしていないのに下目使いをしないと見えない
  • 姿勢的には極めて不自然
  • 継続して下目使いは無理、せいぜい数分

この三つがメガネ遠近両用のデメリットなんですが、コンタクト遠近だとこのような事をしなくて良いんです!

メリット2 視野が広い

元々コンタクトレンズのメリットである視野の広さは遠近両用になっても変わりません。

メガネの遠近両用のイメージが「視野が狭い、歪む」なので、コンタクトレンズも「さすがに遠近両用になったら視野が狭くなるんじゃ無いの?」と思っている人も多いんです。

が、心配しないでください。視野はほぼ変わりません!

メリット3 歪みがない

メガネの遠近両用は歪みがあります。慣れるまでに数週間かかる場合もありますね。しかし、コンタクト遠近両用にはほぼ歪みがありません。心配しないでください。

デメリット1 見え方は・・・まあまあ

これ、ここで言っちゃって良いのかどうか迷いましたけど・・・遠くバッチリ、手元バッチリを期待しちゃうと、きっと満足いきません。

勿論対処法はあるんですよ。あるんですけど、それは最後に書きましょう。

デメリット2 上手くいくかどうかは検査の腕次第・・・とも言える

遠近両用コンタクトがイマイチ普及しない理由の一つがコレですね。

こればっかりはここでアドバイスのしようが無いです。

デメリット3 すぐには見えない

検査時にはまあまあ見えていたとしても、いざ外に出てみたり、カフェに入ってメニューをみたり、家に帰って新聞読んだり・・・当日から数日〜数週間は見え方に慣れていないため。結構見えにくく感じます。だから最初はちょっと我慢。

デメリット4 明るさが必要

暗い所ではレンズ性能は半分以下になると思ってください。明るさが必要なんです!

デメリット5 一生は無理

今のところ、使い捨てレンズの遠近両用が使える年齢は65歳位まででしょう。老視が最終段階である事や目の乾きなどでコンタクトレンズ自体が煩わしくなってきます。但し、ハード系の場合はもう少し使えますね。

重要ポイント

いつかはメガネに戻らないといけない。と云う事です。

だからコンタクトをメインに使用している時もメガネ併用を忘れないで欲しいのです。特にコンタクト遠近で満足している人は家で少しだけメガネを使うと云う方が多い。コンタクト遠近で満足していてもメガネ遠近両用に慣れておいて欲しいんです!最終的にはメガネだけになりますから。

上手く遠近両用を使うには

老視の感じ方は人それぞれですが、早い人だと30代後半で感じる人もいます。平均は42〜45歳位ですが、実は早い段階で遠近両用を意識しておく事が大切です。

老視の初期段階に遠近コンタクトにする事で上記デメリットを軽減する事が可能になります。

これはメガネ遠近にも言える事です。

勿論早すぎる必要もありません。この辺りが難しいんです。だから検査レベルに左右されてしまうんですね。

レンズ選びも大切ですね。

もう50歳代だよ!と云う方へ

これから遠近にするのに決して遅い訳では無いのですが、多少多めにみていただきたい事があります(笑)

遠くや手元の見え方に過度な期待をすると・・・多分、満足しない可能性が高くなります。

そして、処方上、左右の見え方にわざと差をつけて処方する事があると思います。慣れるまでは少しバランスが変に感じるかも知れません。

遠くの見え方を重視するか、手元の見え方を重視するかを考えておきましょう。そしてそれを補完するためにコンタクトの上からメガネを掛ける事も必要になるかも知れません。

何れにしてもこれだけでオールOKみたいな、夢のようなコンタクトレンズでは無いのです。

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